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競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界競馬の血統学―サラブレッドの進化と限界
(1997/12)
吉沢 譲治

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前回血統の話をしましたので私の血統見解をお話しておきます。
特にGIレースにおいてどのような馬が勝つのか意外と役立つのです。
上記の本「競馬の血統学」が私のベースとなっています。
吉沢譲治氏は「優駿」にも連載しているいわゆるJRAお抱え血統論者です。
彼の言葉はJRAの意向でもあるわけです。

ノーザンダンサー系の馬たちが世界を席巻する一昔前にイギリスで
セントサイモンという馬が猛威を振るっていました。
血統を調べれば判りますがセントサイモンの名前は遡ればすぐに出てきます。
しかし猛威を振るったセントサイモンの仔たちもいずれ走らなくなっていったのです。
イギリスという限られた国で繁栄した為に血の飽和が起きたのです。
自然の摂理か遺伝力が落ち、衰退してしまったというお話です。
その後現れたのがノーザンダンサーであり、その血は世界中に広がりました。
日本の繁殖牝馬の90%以上がノーザンダンサー系であり種牡馬ノーザンテーストが
いかに猛威を振るったか判ります。
このノーザンダンサーのお話とセントサイモンのお話は酷似していると思いませんか。
強い馬を作りたいJRAは血の衰退を避けたい訳でそこで考えられるのは
ノーザンダンサーの排除です。

1989、90、91年とJRAは海外から種牡馬を導入しました。
トニービン、ブライアンズタイム、サンデーサイレンスの3頭です。
この馬たちの初年度産駒はいきなりGI勝ちするという目覚しい活躍を見せましたが
3頭の血統表にはノーザンダンサーの血が一滴も入っていないのです。
種牡馬になる為に手っ取り早いのはダービー馬になる事です。
GIを勝てる血統とは簡単に言えばノーザンダンサー系以外ということになる。


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トニービンが導入された翌年あるダービー馬が誕生しました。
アイネスフウジンであります。
そしてその時1番人気だったのがメジロライアンでした。

アイネスフウジン血統表

アイネスフウジン血統表

アイネスフウジンの血統表にはノーザンダンサーが内包されていません。
方やメジロライアンといえば

メジロライアン血統表

メジロライアン血統表

この馬はノーザンダンサー系でありGIがなかなか勝てず成績は恵まれませんでした。
メジロライアンとともに人気を博したメジロマックイーンは天皇賞を制すなど
活躍ぶりは凄かったです。

メジロマックイーン血統表

メジロマックイーン血統表

メジロマックイーンもやはりノーザンダンサーの血は流れていないのです。
ノーザンダンサーを排除する為には他の血が必要だからこそ残すべき血として
活躍していくのです。
またノーザンダンサーのクロスを持つ馬も活躍していきます。
なぜならノーザンダンサーのクロスを持つ馬が種牡馬となれば当然相手の
繁殖牝馬は異系の血でなければいけないからです。
クロスの血を持つダービー馬が和製ラムタラと呼ばれたフサイチコンコルドです。
この例が顕著に表れたのはライアンとマックイーンの仔どもたちです。
この2頭が種牡馬にあがるとその相手は今度ノーザンダンサー系の牝馬に
なってきます。
ライアンの仔はノーザンダンサーのクロスを持ちマックイーンの仔は
ノーザンダンサーを内包した馬になる訳です。
するとライアンはメジロドーベル、メジロブライトというGI馬を排出しマックイーンの
仔どもたちはあまり活躍していないという立場の逆転が起きました。
ノーザンダンサーを排除するならば当然の結果ではないでしょうか。

もちろん例外の馬たちもいるのです。
血統が全てではないからですがある程度GI勝ちする馬というのは血統も
重要な一因を占めているのが判ります。
ウオッカの血統を見れば牝馬ですがいかに素晴らしい血統であるか判ります。
そして今、サンデーサイレンスの血が猛威を振るっていると思いませんか?
まだまだ続くかもしれません、しかし強い馬を作るために血の飽和は避けるはず、
それが自然の流れではないでしょうか。
もう一度ディープインパクトやダイワスカーレットの血統を見直してみては
いかがでしょうか。


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[ 2009/02/05 19:22 ] 2009年競馬 | TB(0) | CM(2)

はじめまして

なるほど、理にかなってますね。


セントサイモンの悲劇からそこに辿り着く発想が自分には足りないようです。


社会背景も含めて競馬を眺めてるつもりでしたが、自分はまだまだみたいです。


これからも興味深く拝見させて頂きます。
[ 2009/02/05 19:51 ] [ 編集 ]

コメントありがとうございます。
血統も違うアプローチをすれば面白いですよね。
[ 2009/02/05 23:09 ] [ 編集 ]

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